日本大学アメリカンフットボール部の部員が大麻と覚醒剤を所持した疑いで逮捕された事件を受け、日大の林真理子理事長と酒井健夫学長、澤田副学長が会見した。

大学が学生寮で持ち物検査を開始したのは7月6日で、同日、学生の持ち物から植物片が入ったビニール袋と、内容不明の容器が見つかった。しかし大学が警察にそれらを渡したのは20日で、約2週間は大学で保管していたという。

澤田 副学長。7月6日に、学生の持ち物から、植物片などを見つけていた
澤田 副学長。7月6日に、学生の持ち物から、植物片などを見つけていた
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後に大麻と鑑定されたこの植物片について、なぜ警察にすぐに報告しなかったのか。
澤田副学長は「植物片ではなく、植物細片。非常に細かく、言い方が悪いが“カス”のような感じに見えた。明らかに大麻だとわからなかった。ただ、疑惑があるということで大麻かもしれないとは思った」と説明。
さらに事前に警察から「もし犯罪事実が認められた場合には本人に自首させて欲しいというようなことを言われ、自分もそう考えていた」ということもあり、「まだ自首できる状況ではないと判断」し、大学で保管しながら、調査を続けたと説明した。

また、ヒアリングに約2週間と時間がかかったことについては、「大学の前期が終わるころで授業や試験などがあり、部員に日中のヒアリングができなかった。夕方以降や夜7時以降に行わなければならず、なかなか進まなかった」という。

この対応について、林理事長も、対応は適切だったと考えているとした。

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