立候補の受け付けが3日に迫る国民民主党の代表選挙について、立憲民主党の岡田幹事長は1日、「国民民主党のこれからが問われる選挙になる」との見解を示し「非常に注目している」と述べた。
国民の代表選には、再選を目指し、玉木雄一郎代表が立候補の意向を表明したほか、前原誠司元外相も近く立候補を表明するとみられ、一騎打ちの選挙戦になる見込み。
立憲の岡田氏は1日の記者会見で、国民の代表選で「最も問われるべきは党の路線だ」と指摘した。その上で、一騎打ちとなった場合、「玉木氏が今までやってきた“与党も野党も”という考え方、あるいは立憲に対する距離の取り方を含め、いったい何を目指していくのか」が争点との見方を示した。
また、「我々は、野党が大きな塊を作って与党に対抗していくという政権交代可能な政治を目指している」として、こうした方向性に対し、「玉木氏や前原氏がどう考えているか明らかになれば、価値がある」と述べた。
さらに岡田氏は、国民幹部の自治体首長への“くら替え”が相次いでいると指摘し、「国民民主党のこれからが問われる選挙になる」との見解も示し、「非常に注目している」と述べた。
国民の代表選は、3日に立候補に立候補を受け付け、21日告示、9月2日投開票の日程で行われる。