増加している特殊詐欺の被害を食い止めようと、京都府警が珍しい取り組みを始めた。
その名も「檀家安全パトロール」。お寺の住職が檀家回りで被害防止を訴える。
お寺の住職が特殊詐欺の被害を食い止め…
京都府木津警察署の管内では古い寺院が多く、日ごろから高齢の檀家と関わりがある住職が注意喚起することで、特殊詐欺の被害防止への意識を高める狙いがある。

6月、京都府木津川市の海住山寺・蟹満寺・浄瑠璃寺、笠置町にある笠置寺の住職4人が集まり、警察官から被害状況などについてレクチャーを受けた。
京都府内の2023年1月から4月までの特殊詐欺の被害件数は74件で、被害額は約3億円となっていて、件数では2022年の同じ時期に比べて24件増加。また、キャッシュカードをだまし取る詐欺や、架空請求の詐欺の手口が増加しているという。

レクチャーを受けた住職たちはパトロールに向かい、檀家たちに「特殊詐欺退散」と書かれたカードを手渡した。

檀家たちにとって身近で相談しやすいお寺の住職。詐欺の被害から身を守る救世主となるかもしれない。
(関西テレビ「newsランナー」7月27日放送)