安倍元首相が死去してから、8日で一周忌となる中、岸田首相は「次の時代を切り拓いていくことこそ、安倍元総理の遺志を継ぐことだ」と語った。
岸田首相は4日、自民党の役員会で、安倍氏の一周忌に際し「哀悼の誠を捧げつつ、皆さんと共に次の時代を切り拓ていくことこそ、安倍氏の遺志を継ぐことと信じる。全力で政策の実現実行にあたっていきたい」と述べた。
また、茂木幹事長は「この1年、日本経済の再生、自由で開かれたインド太平洋の実現、防衛力の抜本的強化、そして憲法改正など、国益を守る、国を前に進めていくための政策を進めてきた」とした上で、「これからも安倍氏の遺志を引き継いで、新たな日本に向けた政策をさらに推進していきたい」と強調した。

安倍氏の一周忌法要は、8日午前から東京・港区の増上寺で近親者のみで執り行われ、午後からは一般献花を受け付ける。