
インドネシアを訪問中の天皇陛下は、世界遺産のボロブドゥール寺院を視察された。

日本時間の午前10時ごろ、陛下は古都・ジョクジャカルタ近郊にある世界遺産の仏教遺跡・ボロブドゥール寺院を訪問された。

インドネシアの伝統的な生地・バティックのシャツ姿の陛下は、遺跡の保護のため、布製のサンダルを履かれた。

強い日差しの中、釈迦の一生を示したレリーフなどを熱心に視察された。

陛下は歴史に関心が深く、この遺跡の修復に長年心を寄せていて、ガイドに質問を重ねながら仏塔などを愛用のカメラに収められていた。

「歴史に関心のある者としまして、ぜひ一度訪れてみたいと思っておりましたので、今回このような形でボロブドゥール寺院を訪れることができましたこと、大変うれしく思っております。また、このような本当に素晴らしい寺院が、これからも末永く保存されることを心から願っております」と述べられた。

陛下はこのあとジャカルタに戻り、23日、両陛下揃って帰国される。
(「Live News days」6月22日放送より)
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