世界経済フォーラムの「男女格差報告」が発表され、日本は146カ国中125位でだった。これは、過去最低の順位だ。

スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」が発表
スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」が発表
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「男女格差指数」はスイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」が発表しているもので、経済・教育・健康・政治の4つの分野で男女平等の達成率を指数化して、国別の順位を出すもの。

2006年の調査開始以来で過去最低となってしまった日本
2006年の調査開始以来で過去最低となってしまった日本

2023年の日本は146カ国中125位で、2006年の調査開始以来、最低の順位となり、G7=主要7カ国で最下位のほか、東アジア・太平洋地域でも最下位だった。

特に政治分野での遅れが足を引っ張った
特に政治分野での遅れが足を引っ張った

特に女性の政治参画率5.7%は、世界で最低水準の138位。

経済分野でも低い順位となった
経済分野でも低い順位となった

また経済分野では、収入格差や管理職の割合で改善が進まず、146カ国中123位だった。

上位は常連の北欧諸国が独占
上位は常連の北欧諸国が独占

全体では1~3位をアイスランド、ノルウェー、フィンランドの北欧諸国が独占した。

(「Live News days」6月21日放送より)

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国際取材部
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