河野デジタル相は、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、マイナンバーと国からの給付金を受け取る口座との紐付けをめぐり、家族名義の口座が登録されている実態があると明らかにした。

河野デジタル相(「日曜報道 THE PRIME」より):
(マイナンバーの口座登録は)子どもであっても夫婦であっても、紐付けることはできないことになっていたんですが、特殊な手順でやろうと思ったらできてしまいますが、これから給付が行われるときに、口座名と本人の名前が違うと振り込まれません。

河野デジタル相は、イレギュラーな操作で家族口座が紐づけされている事例があるとし、親が子どもの手続きをする際には、子ども名義の口座を作っていただくのがいいとする認識を示した。

また現在のマイナンバーカードでは、本人確認のための電子証明書の有効期限は5年で、5年に1回更新手続きをする必要がある。

しかし2026年にも導入される新たなカードでは、カード自体の期限にあわせて、10年としたいとする考えを明らかにした。
(「Live News days」6月4日放送より)