広島・府中市が取り組んでいる“ドローンを活用した町おこし”の一環で、寺の本堂がレース会場となり、住職もこれに参加した。

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ドローンが、寺の境内に浮かんでいた。

お笑いコンビ、ツートライブの2人がドローンを追いかけていくと…。

ドローンを操縦していたのは、釋迦院・藤井昭光住職だった。

広島・府中市が取り組んでいる、“ドローンを活用した町おこし”の一環で、2月に「ドローンフェス2023」が開かれた。

この寺では、本堂をドローンのレース場にした。

900年以上の歴史を持つ寺の仏具に傷でもつけたら、まさに罰当たり。

ドローンからの映像。参加者はゴーグル越しに映像を見てドローンを操縦する
ドローンからの映像。参加者はゴーグル越しに映像を見てドローンを操縦する

参加者は、ゴーグル越しの映像を頼りにドローンを操縦する。レースは、ご本尊の釈迦如来からスタート。

本堂に設置されたレース用のゲート
本堂に設置されたレース用のゲート

レース用のゲートをくぐり抜けつつ、仏具と仏具の間を飛んでいく。必要なのは、慎重さと大胆さ。

レースに参戦した住職にとって、ここはいわば、ホームサーキット。

住職のドローンは天蓋に接触し…

だが、住職のドローンはクラッシュして敗退した。

お笑いコンビ・ツートライブ:
何に当てたんですか?

釋迦院・藤井昭光住職:
天蓋(てんがい)でスラロームするんですが、S字カーブみたいに…。

お笑いコンビ・ツートライブ:
今当ててますやん!

ドローンは非常に軽いタイプ。プロペラにガードを付けるなど、仏具を守る対策もとられている。

(「イット!」5月11日放送より)

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