海外に滞在しているガーシー容疑者が、強制送還される可能性も出てきた。

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張り出されたガーシー容疑者の旅券返納命令

記者リポート:
こちらにガーシー容疑者の旅券返納命令が張り出されています。

パスポートなどを製造する国立印刷局に張り出されたのは、旅券返納命令。

外務省がガーシー容疑者に対し、旅券(パスポート)の返納命令を出したことが明らかになった。

ドバイに滞在しているとみられる、元参院議員のガーシーこと東谷義和容疑者(51)。

3月15日に参議院で除名処分となり議員の資格を失ったガーシー氏。

翌日、警視庁はガーシー容疑者と会社経営者の男の逮捕状を取った。

2人は去年、ユーチューブの配信で俳優の綾野剛さんらを常習的に脅迫したほか、名誉を傷つけるなどした疑いが持たれている。

パスポート返納を命じられたら?「不当でしかない」

これまで、警察の動きに警戒感を示してきたガーシー容疑者。

ガーシー容疑者(51):(2月22日)
警察の動きがおかしすぎる。日本に帰って俺が無事で済むのか。

ガーシー容疑者(51):(3月8日)
警察の言っていることが、よくわからない部分がいっぱいあるから…

ガーシー容疑者(51):(3月8日)
そりゃビビるでしょ。

3月4日には、パスポートの返納が命じられた場合について――。

ガーシー容疑者(51):(3月4日)
警察からしたら逃亡の恐れありとしてやるんでしょうけど…

ガーシー容疑者(51):(3月4日)
不当でしかないなって思っちゃいますよね。もう、それしかないんじゃないですか。パスポートを取り上げようとしたら。

そんなガーシー容疑者に対し、外務省が出した旅券返納命令。

4月13日までに帰国し、返納命令に従わなかった場合、旅券すなわちパスポートは効力を失う。

そうなると、滞在先の国で不法滞在となり、強制退去処分の対象になる可能性があるという。

「引っ越しのプロやで」

しかしガーシー容疑者は、捜査の手を逃れるためなのか、引っ越しをすることもほのめかしていた。

ガーシー容疑者(51):(3月16日)
昨日の夜のうちにパッキングとかいろいろ済ませたからね。もうあとは荷物を運ぶだけです…

ガーシー容疑者(51):(3月16日)
もうね、引っ越しのプロやで俺は。

警視庁は今後、警察庁を通じてガーシー容疑者を国際手配した上で、滞在先の政府に身柄の引き渡しを求める方針。

(「イット!」3月23日放送)