WBC決勝戦でアメリカを下し、3大会ぶり3回目の世界一になった侍ジャパン。優勝会見で、大谷翔平選手(28)がその意味を語った。

次世代の子たちが「僕らも頑張りたい」と思ってくれたら

――この優勝がその大谷選手の野球人生にとって、どんな意味を持つのか教えてください。

間違いなく今までの中でベストの瞬間じゃないかなと思いますし、これは1つの通過点として、もっともっと頑張っていきたいですし、これからシーズンも始まるんで、そこに向かって日々努力したいなと思っています。
みんなで本当に一つになって、この短い期間でしたけど、本当に楽しい期間でした。

本当に(WBC)第1回大会から、色んな先輩たちが素晴らしいゲームをして、それを実際に僕らが見てきて、「ここ(WBC)でやりたいな」という気持ちにさせてもらったのがまず一番大きいことじゃないかなと思いますし、今回、こうやって優勝させてもらって、実際に今野球を楽しんでいる次の世代の子たちが「僕らも頑張りたい」と思ってくれたら、それは本当に幸せだなと思います。

――栗山監督と世界一になれたが?

日本一にも2016年になりましたけど、こういう形でまた一緒に野球をするとは正直思っていなかったので、本当にいい経験をさせてもらいましたし、最終的に最高の形で終わることができて、本当に素晴らしい大会だったなというか、自分にとっても素晴らしい経験だったなと思います。

「もっともっと素晴らしい選手に」

――3年後もWBCに出たいですか?

出たいですね。僕自身がまずはその一定のレベルに居続けるというのが条件ですし、もちろんそうなるように最善の努力を毎年したいなと思っています。
シーズンが始まるので、そこでまずポストシーズン、ワールドシーズンそこで勝っていくのが次のステップではないかなと思いますし、もっともっと素晴らしい選手になれるように頑張っていきたいなと思ってます。

(「イット!」3月22日放送より)