北朝鮮が19日午前、弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射した。弾道ミサイルは、日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したとみられる。
防衛省は「北朝鮮は午前11時5分頃、北朝鮮西岸付近から1発の弾道ミサイルを東方向に向け発射した」と発表した。
発射された弾道ミサイルは、最高高度約50キロ程度で約800キロ程度飛翔し、落下したのは朝鮮半島の東側の日本海で、日本の排他的経済水域の外側とみられる。
防衛省は「弾道ミサイルは変則軌道で飛翔した可能性がある」として分析を続けている。
また、現時点で、被害の報告などの情報は確認されていない。
日本政府は、弾道ミサイルなどの度重なる発射も含め一連の北朝鮮の行動は、日本や地域、国際社会の平和と安全を脅かすとして、北朝鮮に対して厳重に抗議し、強く非難した。