中国・雲南省で、泥の池にはまり動けなくなってしまった野生のゾウの“救出劇”があった。
この記事の画像(13枚)泥だらけの池にはまり、動けなくなった野生のゾウ。
泥は深く、体の約半分まではまっている。
すると、そこに仲間のゾウがやってきた。
鼻で気遣う様子を見せると「足につかまれ」というような仕草を見せる。
さらに、長い鼻を使って救おうとするが…
救助は失敗。
それでも見捨てることなく、その場を離れようとしない。
森林スタッフ:
ゾウは自分で仲間を助けようとしましたが、できませんでした。
森林スタッフ:
その後、救助のために重機を派遣しました。
ショベルカーで無事脱出
沼にはまったゾウの体重は約2.5トンだったが、ショベルカーが道を作ると無事脱出。
「ありがとう」というように鼻で挨拶をする様子を見せ、そのまま森へと帰っていった。
なぜ泥の池にはまったのか?
地元メディアによると、助け出されたのは大人のゾウで、仲間と遊んでいたところ誤って落ちてしまったという。
(「イット!」3月16日放送より)