6日、アルゼンチン・サンタフェで、住民が殺人犯や警察に投石する事態が起きた。


建物の陰で手を挙げる男に、いくつもの石が飛んでくる。

石を投げていたのは、近くに住む住民たち。

石を投げられている男は、12歳の少年を殺害した容疑者だ。

投石は、盾を構えて男を連行する警察にも当たっている。

ここは、アルゼンチンで殺人事件の発生率が最も高い地域。

住民たちは、男を逮捕した警察にも怒っていた。

1人の男性が容疑者の自宅を大きな“標識のようなもの”で壊している。

男性は、殺害された少年の父親だった。
「警察は麻薬組織と癒着している」
父親は、警察の腐敗を訴えた。

殺された少年の父親:
警察と癒着している。すぐに釈放される。

逮捕された男は、麻薬組織の銃撃戦で少年を殺害。

しかし、警察が麻薬組織から金をもらい、男をすぐに釈放するという。

住民たちの不安と怒りは続いている。
(「イット!」 3月10日放送より)