
4日、長野・志賀高原。勢いよく雪山を滑り降りるのは、お笑い芸人・おばたのお兄さん(34)だ。

この冬から、芸人とスキー選手の“二刀流”で活動するおばたさんが4日、「全日本マスターズスキー選手権」に出場し、銅メダルを獲得。

6日、FNNのカメラに喜びを明かした。

おばたのお兄さん(34):
「全日本」とついている大会で銅メダルというのは、本当にうれしい。個人競技で全国大会に出たのも初めてだったので、本当にうれしい。
芸能界きってのスポーツマン 22年ぶり競技復帰で“東京代表”に選出

小栗旬さんのモノマネで、大ブレイクしたおばたさん。

元高校球児で、大学時代はラクロスでも学生日本一に輝くなど、芸能界きってのスポーツマンとして知られている。

抜群の身体能力と、鍛え上げた肉体で、この冬チャレンジしたのが「スキー」。

3歳から競技を始め、新潟県中越地区の「強化指定選手」にも選ばれたおばたさん。

22年ぶりに競技に復帰すると、「全日本マスターズ」の東京代表となったのだ。

出場したのは、全長1200メートルのコースに設置された旗を、ターンしながら下る種目。

狙うのは表彰台だが、こんな不安があったという。

おばたのお兄さん(34):
『ま~きのっ!』(と言いながら首を傾ける動作)は左向きしかやらないので、右のターンが不得意になって・・・。
不安的中も…見事フィニッシュ 堂々の表彰台
そして迎えた「全日本マスターズ」のレース本番。

順調にターンを決めていくが…

不安が的中し、右ターンに失敗!

それでも何とか立て直すと、元日本代表選手も出場した大会で、無事に見事フィニッシュ!
結果は…。

おばたのお兄さん:
第3位でございます~!銅メダル!

競技復帰から、わずか2カ月で全日本の表彰台に立った。

おばたのお兄さん:
次の大会もがんばりま~きのっ!…こっち(右も)やっとくか。

おばたのお兄さんは、「“すべる”のは陸上でも「鉄の心臓」と言われるほど慣れているので、雪の上でも堂々とすべっていきたい」と話していた。
(「イット!」3月6日放送より)