
おととい、1日の午前4時ごろ。

富山湾では、イカやイワシが大量にあがっていた。
ホタルイカ漁“過去最低クラスのスタート”…イサザは水揚げゼロ
しかし、漁師は肩を落としてこうつぶやく。

滑川春網定置漁業組合 水橋一仁 副組合長:
最悪。ホタルイカがおらんもん。


ホタルイカ漁の解禁日だったが、水揚げはわずか59匹。過去最低クラスのスタートだった。

石川県でも、イサザと呼ばれる魚の漁が解禁された。

川に網を仕掛けて静かに待つが…、水揚げはなんとゼロ。
川の環境が変わったことで、とれ始める時期が年々遅くなっているという。
クロマグロは早くも豊漁 北海道では3年ぶり「群来」で期待
一方で、大漁となった地域もある。

新潟県佐渡市では、2月、クロマグロが約150本も水揚げされた。

中には、170キロを超える大物も。

クロマグロといえば、一本で数千万円の値がつくこともある超高級魚。

本来のシーズンは4月だが、エサとなるイワシやサバが多く、クロマグロが追ってくるため、早くも大漁になったのだという。

一方、日本海に面した北海道江差町では、海が濁りエメラルドグリーンになっていた。ニシンの産卵によって海が白く濁る現象「群来(くき)」だ。

3年ぶりに確認され、今年は豊漁が期待されている。
(「イット!」3月2日放送より)