ウクライナ東部・バフムトでは、現在もロシアとウクライナによる“最も激しい戦闘”が行われていると思われる。

ロシアが公開した映像
ロシアが公開した映像
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ロシア側が公開した映像では、撮影者が「ウクライナ東部バフムト近郊の集落を制圧した」と話しているが…

ロシアが公開したバフムトでの攻撃の映像
ロシアが公開したバフムトでの攻撃の映像

撮影中に大きな爆発音が聞こえる。ウクライナ軍の攻撃だろうか。

集落の制圧を主張したのは、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」だ。

ウクライナ東部にあるロシア実行支配地域のバフムトは、いま最も激しい戦闘が行われている地域だ。

ロシア側が包囲しようと集中攻撃を行っているが、ウクライナ側も抵抗を続けている。

ロシアによるウクライナ侵攻開始から、まもなく1年。

それに合わせて、ロシアは“大規模な攻撃”を仕掛けると予想されていた。

ロシアの大規模攻撃はもう始まっている

そんな中、アメリカ・カナダとヨーロッパの国々が加盟する軍事同盟=NATO・北大西洋条約機構のトップは…

NATO・ストルテンベルグ事務総長:
ロシアの大規模攻撃はもう始まっている。
プーチンは“大量の兵士”を動員し、“質”ではなく“数”でウクライナに圧力をかけている。

一方で、“戦力不足”がささやかれているロシア。2月に入り、死傷者の数は1日当たり平均800人以上にも上るという。

ウクライナ側にも課題がある。ドイツ製の主力戦車「レオパルト2」の訓練を始めているが、戦場に配備されるのは3月以降になる見込みだ。

侵攻1年を目前にして始まったロシアの大攻勢はどんな結果をもたらすのだろうか。

(「イット!」 2月14日放送より)