トルコ南部で起きた地震による死者が、2万人を超えた。

この記事の画像(10枚)

トルコではこれまでに6400棟以上の建物が倒壊していて、各地で救助活動の手がまわらず、犠牲者が増え続けている。

「多分がれきの下に50~60人…一切救助の手が入っていない」

現地を見ると、市民が自らの手で救助活動をしている状況で、救助隊の数が足りていないのがわかる。

救助隊が足りず、市民たちが自ら救助活動を行っている
救助隊が足りず、市民たちが自ら救助活動を行っている

日本を始め、各国からは救助隊が派遣されている。

日本の国際救急援助隊も活動を続けている
日本の国際救急援助隊も活動を続けている

しかし救助活動が進まない状況に、市民から怒りの声が上がっている。

市民:
中に一切、救助の手が入っていません。見てください。救助ゼロです。多分がれきの下に50~60人います。

市民:
我々の命はこんなにはかないものだったのか。トルコの政府高官たちは恥を知れ!

地震による死者はトルコやシリアで2万人を越え、負傷者は7万人以上となっている(日本時間10日午前11時半時点)。

(「Live News days」2月10日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(10枚)