2022年のクリスマス。

アメリカ・ニューヨークでは、冬の風物詩・ロックフェラーセンターのクリスマスツリーがカラフルに光った。

イギリス・ロンドンでも、街中がイルミネーションで彩られ、ツリーはピンク色に輝いた。

そんな中、ウクライナの首都・キーウでは19日、少ない光で輝くツリーの姿があった。
国旗と同じ、青と黄色のライトが点灯している。電力不足で例年より小さく、電気は発電機で起こしたという。

ロシアの侵攻が続く中、人々はできる限り、普通のクリスマスを過ごそうとしているように見えた。

「ワーーー!」
一方、点灯し、歓声が上がったのは、東部・ハルキウの室内に飾られたクリスマスツリー。

場所は、地下鉄のホームだ。ロシアの攻撃から守るため、防空壕としても使われた地下鉄に設置したという。

1年前とは様変わりした、ウクライナのクリスマス。2023年はまたいつものように祝えるように…人々の祈りが続いている。
(2022年12月23日放送分より)
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