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日本三景のひとつ、京都・宮津市の日本海側にある天橋立。この美しい景勝地で今、傷ついた鳥たちが相次いで見つかっている。

痛々しい…傷ついた鳥たち 認められていない“釣り人”の姿

この地にある内海(うちうみ)は流れが穏やかで、多くの水鳥たちが羽を休めている。
しかし…

カモメの目につき刺ささった、釣り具のルアー

カワウのくちばしには釣り針がひっかかり、体に釣り糸が巻き付いている。

この場所で今、傷ついた鳥が相次いで見つかっているのだ。なぜ、釣り具で傷ついてしまったのだろうか。

日本鳥類保護連盟 京都 八木昭 副会長:
動物は弱ったものを食べるんです。魚をたまたま食べたら、針がついていて糸がついていたと、そういう状態。ルアーはカモメから見たら、餌だと思ったかもしれない。

京都府によると、この場所では認められていないはずの、釣りをする人たちが目撃されているのだという。

日本鳥類保護連盟 京都・八木昭 副会長:
回収できるものは回収するのが、マナーだと思います。

保護団体は、ルールやマナーを守るよう呼びかけている。

(「イット!」2022年12月22日放送より)

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