18日午前、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイル2発を相次いで発射した。北朝鮮による弾道ミサイルなどの発射は、今年35回目。
防衛省によると、午前11時11分頃と52分頃、北朝鮮から日本海に向けて弾道ミサイルが発射された。いずれも最高高度550キロメートル程度で、およそ500キロ飛び、日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したとみられる。
韓国軍は、北西部の東倉里周辺から「準中距離弾道ミサイル」が、迎撃しにくいとされる高角度の「ロフテッド軌道」で打ち上げられたと分析している。

井野防衛副大臣は、「急速に挑発をエスカレートさせる一連の行動は、我が国、地域および国際社会の平和と安全を脅かすもので断じて容認することができません」と述べた。
北朝鮮による弾道ミサイルの発射は、先月18日以来。政府は、北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議した。