高市経済安保相は13日、防衛力強化のために増税を行う岸田首相の方針に異論を唱えたことについて、「罷免されるなら、それは仕方がない思いだった」と述べた。
岸田首相が防衛力強化のために増税を行う方針を表明したことについて、高市氏は自身のツイッターに「賃上げマインドを冷やす発言を、このタイミングで発信された総理の真意が理解出来ません」と投稿した。
この発言について、高市氏は12日、記者団に対し「一定の覚悟を持って申し上げている」と述べていた。
高市氏は、13日の会見で「一定の覚悟」の真意について問われ、「間違ったことを申し上げている考えはない」とした上で、「閣僚の任命権は総理にあるので、罷免されるということであれば、それはそれで仕方がない思いで申し上げている」と強調した。