自粛続く中…若者たちが「語り部動画」を制作

新型コロナウイルスの影響で東日本大震災の伝承活動も自粛が続く中、宮城・石巻市の若者たちが、インターネット上に公開する「語り部動画」の制作を始めた。

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「語り部動画」の制作を始めたのは、石巻市立大川小学校で弟を亡くし、自身も語り部活動を行っている永沼悠斗さん(25)などのグループ。

県内で続けられている東日本大震災の伝承活動は、新型コロナウイルスの影響で自粛を余儀なくされているが、被災地から発信し続ける機会を作ろうと、永沼さんの発案で動画制作が始まった。

「自分にできることを今だからやる」

6日は第1弾として、小学4年生の時に東松島市で被災し、高校1年生から語り部活動を続けてきた武山ひかるさん(19)の話を収録した。

武山さんは、震災当時に見た景色などをカメラに向かって話した。

武山ひかるさん:
動画での語り部の一番良いところは、いろんな人が見られる、どんな時間でも見られること。自分に何かできることを今だからやるということが、一番伝えたいことかなと思う

永沼悠斗さん:
震災10年目を伝えないといけないというところもありましたし、一緒にコロナウイルスの収束に向かっているような形で、日本全国 災害があったらというのにも向き合っていきたい

今回撮影された動画は、5月中に石巻市の公益社団法人「3.11みらいサポート」のウェブサイトに公開される。

(仙台放送)