台湾の副総統が、亡くなった安倍元総理の弔問に訪れたことについて中国政府は、厳しく批判した。
台湾の頼清徳副総統は7月11日に安倍元総理の自宅を弔問し、12日も告別式が行われた増上寺を訪れた。

副総統の日本訪問は、日本と台湾が外交関係を断絶して以来、最高位の訪日になりますが、日本政府は、訪問は私的なものだとしている。
これに対し、中国外務省の汪文斌報道官は12日の会見で、「台湾当局はこの機会を利用し政治的な駆け引きをしている」などと話した。
また「安倍元総理が悲劇的に死亡したことを政治的な目的に利用している」としたうえで、「その企みは成功するはずがない」と厳しく批判した。