アメリカ・ウォール街でも追悼の動き
「アベノミクス」などを推進した安倍元首相の死去を受け、アメリカ・ウォール街でも追悼の動きが広がっている。

ニューヨーク証券取引所は8日、電光掲示板に安倍元首相の写真と名前を大きく写しだし、「日本経済が困難な時に導いた、市場のチャンピオンだ」とコメントした。
NY市民は「安倍元首相は強い財政政策を打ち出していた。意味があったことだと思う」と話した。
なじみのステーキ店には昭恵夫人との写真も
また、安倍元首相は国連総会出席のためニューヨークを訪問した際にはリラックスした一面も見せていた。

中川記者:
「NYの有名ステーキ店です。世界的な著名人の写真が並んでいますが、安倍元総理の夫妻も笑顔で写っています」

ベンジャミン・ステーキハウス・プライムの担当者:
「さまざまな国の指導者と接してきたが安倍元首相は、店のスタッフに一番印象を残したリーダーの一人だ」

安倍元首相はこちらの店では、ポーターハウスステーキを頼んで関係者とシェアして食べていたということだ。ステーキハウスの担当者は「安倍元首相はいつも謙虚で親切で、とても礼儀正しい人でした」としたうえで、今回の事件にショックを受けていると話した。
(画像:ニューヨーク証券取引所の追悼電光掲示板「Courtesy of NYSE Group」)