終わりが見えない新型コロナウイルスの猛威。家から出られず退屈な思いをしている子どもたちに“国民的ヒーロー”から、心温まる贈り物が届いた。
鈴木理事長：
私たちが出勤してきたところ、目の前に…このちょうど入り口にですね。ここに大きなダンボールが置いてあったんです
20日、名古屋市港区の障害者施設「ふれ愛名古屋」に届いたダンボール箱。その送り主は…あの国民的ヒーロー「仮面ライダー」。
〈仮面ライダー〉
「友達のタイガーマスクから連絡があった。『妖怪新型コロナ』に打ち勝つため、世界中の仮面ライダーたちも戦っている」
中には、紙芝居5セットに、絵本3冊、それにリュックサック2つ。
さらには子どもたちに向けたメッセージも。
〈仮面ライダーから子どもたちへ〉
「みんなも外に出られなくて退屈と戦っていると思う。少しの時間でもその退屈な時間が少なくなるように、俺達の気持ちを受け取ってくれ。 P.S.次のヒーローに託す」
鈴木理事長：
いやもう涙が出るほどうれしかったですね。いま子供たちは苦しい思いで家で我慢している
施設では職員たちが、届いた紙芝居の読み聞かせの練習を始めた。心温まる善意を全国に…。
鈴木理事長：
この紙芝居を動画に撮って、配信していきたいなと。全国で、自宅で頑張っているお子さんたちも見てもらえたら。なんとしても、このコロナを子供たちと一緒に乗り切って頑張っていきます。この善意を無駄にしないように、この心が全国に広がるように伝えていきたい
（東海テレビ）
