スカッと爽やか「タガメ」サイダー 「タランチュラ」は入荷待ちの大人気?
名古屋市中区の大須商店街に、コオロギにタガメや幼虫といった、食べられる「食用の虫」の自動販売機が設置され、人気を呼んでいる。
幼虫の形そのままのハードな物から…
素材として姿かたちを消したコオロギ入りの焼き菓子。
さらにはタガメのエキスを注入したサイダーなど、バラエティ豊かなラインナップは、全部で45種類。見た目や舌ざわりの抵抗感に目をつぶれば、立派な栄養食だ。
2022年2月、大須商店に設置されるとたちまち人気になった。
自販機運営の担当者：
コンセプトとして面白いもの、変わったものを。やっぱり売れ行きが良くて、いろんな種類もあるということで、今では自販機2台に
今では売り切れになる人気商品もある。
「カイコのさなぎ」にはアミノ酸が含まれ、「コオロギ」はたんぱく質と脂質のバランスも良く、今注目される栄養食だ。
国連食料農業機関（＝FAO）も、世界の人口増加を見据え、生産効率の良い資源として増殖を提言するなど、お墨付きを与えている。
試しにタガメを食べてみると「虫っぽさ」はなく、サクサクとした食感のスナック菓子のようだった。
次世代・栄養食として注目の「昆虫」。近い将来、かつてのイナゴのように、再び食卓にのぼる頻度があがるかも…。
この自動販売機は、名古屋市中区大須の「万松寺ビル」1階に設置されている。
（東海テレビ）
