寄り添って並ぶ白と黒のタヌキ。記念撮影のような一枚は、長野県飯田市の動物園で撮影されたものだ。園の公式ツイッターに掲載すると、すぐに1万以上の「いいね」がつき話題に。喜んだ飼育員たちは、写真を使った記念グッズも制作した。
カメラ目線で…かわいらしい2匹のタヌキ
寄り添って映る2匹のホンドタヌキ。白と黒でオセロのよう。ばっちりカメラ目線で、何かの記念撮影のように見える。

こちらの一枚は、長野県飯田市の飯田市立動物園で11月16日に飼育員が撮影したもの。右の黒いのがメスの「ポコ」。そして、左の白いのがオスの「リュウ」。

リュウは、遺伝子変異で体が白くなる「アルビノ」の個体で、園内随一の人気者だ。
並んでじっとしているのはとても珍しい
担当飼育員の大崎康平さんによると、園では3匹のホンドタヌキを飼育していて、リュウとポコは普段から一緒にくっついていたり、後をついて回ったりしていて仲がいいそうだ。
ただ、このように並んでじっとしているのは大変珍しく、まさに「レアショット」だと話す。

この写真を園の公式ツイッターに掲載すると、1週間ほどで「いいね」が1万を超える話題に。園の公式ツイッター史上、最多の記録だという。
「注目されてうれしい」とオリジナルグッズを制作
あまりの話題ぶりに喜んだ飼育員たちは、この写真をプリントしたTシャツなどのオリジナルグッズの制作を業者に依頼。12月22日までネットで限定販売している。

大崎さんは、「自分が担当する動物が注目されて大変うれしい。これからもSNSで動物たちの様子を積極的に発信していきたい」と話している。
(長野放送)