新鮮な食材をその日のうちに首都圏に届ける。ソラシドエアの高速小口貨物輸送がスタートした。
地鶏を牧場から空港へ “第1便”飛び立つ
この取り組みは、採れたての宮崎の食材をその日のうちに首都圏の飲食店などに届ける、ソラシドエアの新たな事業。
10月27日は、宮崎市田野町の地鶏牧場から10羽分のみやざき地頭鶏(じとっこ)が、集荷の拠点になっている宮交シティに持ち込まれた。

白砂ヶ尾地鶏牧場 野田大夢さん:
朝早くからさばいて、冷やし込みもしっかりしたので、地頭鶏の本来の味を楽しんでいただけるかなと思います

高速小口貨物輸送は、集荷拠点から宮崎空港まで、また羽田空港からホテルまでの陸上輸送についてもソラシドエアが担う。
みやざき地頭鶏は、鮮度保持ボックスに積みかえられたあと、宮崎空港に運ばれた。

ソラシドエア 池田明史室長:
この事業で、宮崎の魅力的な食材を関東で展開させていただいて、宮崎の発展に貢献できたらと思っております

東京行きの旅客機の貨物室に積み込まれたみやざき地鶏鶏は、午後1時前に宮崎空港を飛び立った。


この事業は、宮交シティの親会社・いちご株式会社と連携したもの。11月1日からはいちご株式会社が所有する東京新宿のホテルで、宮崎の直送食材を提供する「宮崎フェア」が開催された。
(テレビ宮崎)