春らしい色の「イースターゆで卵」が話題

ここ数年、日本でも浸透しつつあるイベントの「イースター」。

「イースター」とは、イエス・キリストの復活祭。春に行われるキリスト教の行事で、ウサギと卵がシンボルだ。

2020年は4月12日でもう間もなくとなった今、そのイースターらしいカラフルな「イースターゆで卵」が話題になっている。

「紫キャベツの茹で汁で不要不急のイースターゆで卵作った」

このコメントとともにカラフルな卵の画像を投稿したのは、C夫人(志賀栃枝)@kaori1005chanさん。

紫キャベツのゆで汁で青色と紫色の「イースターゆで卵」を作ったということで、春らしい色鮮やかな仕上がりとなっている。
 

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見た目が美しいこの「イースターゆで卵」の投稿は話題となり、「カラフルでとっても可愛らしいですね」「100円ショップに売っているプラスチックのたまごかと思いました」などのコメントが寄せられ、1万3000超のいいねが付いている。(4月2日現在)

「不要不急」は、新型コロナウイルス対策の外出自粛要請で頻繁に出てくる言葉なので、今回の投稿には「家でも楽しめるよ」という思いが込められているのか。そして、どのようにしてゆで卵に色を付けたかということも気になる。C夫人(志賀栃枝)さんにお話を伺った。
 

必要なのは半日漬けること

ーーなぜ「イースターゆで卵」を作ろうと思った?

紫キャベツが見切り値で売られていたので買いました。コールスローを作る為にキャベツを湯通しした所、青い液体が生じたので、有効活用出来ないか検索しましたが、他に使い道が見つからなかったので作りました。

ーーどのようにして作った?

紫キャベツを千切りにして軽く湯通しすると湯が青く染まります。染まった汁の粗熱を取ったらあらかじめ用意したゆで卵を半日つけ置けば完成です。ゆで汁にレモンか酢を混ぜれば量に応じて紫からピンクへ液が変色します。後は同じように茹で卵を浸けるだけです。

ーー難しかった部分やこだわった部分は?

ゆで卵を浸け置く時に、キャベツのゆで汁に卵が全部沈むようにしないと染めムラの原因になります。
 

イベントがあっても無くても手洗いは大事

ーー卵料理は好き?

好きです。ただしピータンは苦手です。

ーー普段料理はよくする?

ほとんどしないです。

ーーイースターでは他に何かやる予定はある?

予定はありませんが、とにかく手洗いの習慣だけは続けます。

ーー投稿に「不要不急」と、回答に「手洗いの習慣だけは続ける」とあるが、今回の投稿には「新型コロナウイルスに気を付けて行動しよう」という意味が込められている?

おっしゃる通りでございます。イベントがあっても無くても手洗いは大事です。

 

ゆで卵を紫キャベツのゆで汁に半日漬けるだけで完成するということで、作り方はとても簡単。そして、ゆで汁にレモンか酢を混ぜることで、ピンクにもできるということだ。

なお、イースターで他に何かやる予定はないが「手洗いの習慣は続ける」とのことで「新型コロナウイルスに気を付けて行動しよう」との意味が込められていた。

新型コロナウイルスの感染拡大で大規模なイベントが中々できない今。だからこそ、せめて家では季節感を味わえることを少しでも実践してみるのはいいかもしれない。
 

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プライムオンライン編集部
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