新型コロナウイルスの影響で家で過ごす時間が増え、ゴロゴロしながらスマホをいじっている人も多いことだろう。しかし長い時間、同じ体勢を続けていると首や肩、腕などに痛みや疲れが出てくる。
そんな時にピッタリなのが、サンコーが7月12日から発売している「あご乗せお餅スマホアームクッション」。

スマホが固定できるアームが付いた、もちもち触感が魅力のビーズクッションで“人をダメにする”クッションではと話題になっている。直径290ミリのクッションの天板部に取り付けられたアームは、3つの関節と回転するホルダーでできており、高さ・角度・スマホの向きが自由自在に固定できる。
対応するスマートフォンのサイズは、幅60~87ミリ、厚み13ミリまでとなっている。

また天板部には、突起のようなストッパーがあり、タブレットなどアームに立てかけることもできる。スマホを見ながらタブレットで絵や文字を描くという同時使用も可能。
乗っかってだらけるもよし。クッションをのせたり抱えたりしてくつろぐもよし。スマホを手で持つことなく、快適なスマホ使用の手助けとなってくれるのではないだろうか。

カラーはグレー1色のみで、同社のオンラインショップほか直営店舗などで5980円(税込み)で購入できる。
快適なスマホ時間を過ごすことができそうなことから、だらけ過ぎてダメ人間が加速するかもと心配になる「あご乗せお餅スマホアームクッション」。
オススメの体勢や使い方を、サンコー株式会社の広報部・えき晋介さんに聞いてみた。
クッションにアゴをのせるうつ伏せがオススメ
ーー「あご乗せお餅スマホアームクッション」のこだわりは?
単純にクッションとして気持ちよく使える物であること。それとスマホアームが縦にくねくねと曲がって、スマホをしっかりと保持できる点です。
下に垂れ下がったりしない、しっかりと固定したいところで止まるようになっているので、いろいろな体勢でリラックスしながらスマホを見ることができます。あと、7インチの大型のスマホにも対応できるようになっている点もこだわり部分です。

ーー人をダメにするオススメの体勢を教えて。
顔をうずめてそのままアゴをのせて、スマホを見る体勢です。普通でしたら頭を手や腕で支えるのですが、アゴをのせることでクッションが頭の圧を支えてくれます。また目線に近い所にスマホを固定することができるので見やすいです。
ビーズの中に顔をうずめながらなのですごくリラックスでき、スマホ時間に没頭できる体勢です。

ーーそもそもなぜ、「人をダメにする」という商品を販売することにした?
“ぐーたらグッズ系”は「快適」といった声があり、もともと高い需要と良い反響があります。
またクッションでダラダラしながらも、通常はスマホを手で持ったり置いたりして使いますが、どうせだったら、“スマホを好きな位置に固定”できて“ぐーたらもできる”。その両方が1つにまとまっているものがあるといいのではということで、こちらの商品を発売することにしました。

「クッションも携帯スタンドも単品ではよくある商品ですが、これ1つで両方を兼ね備えている点がいいですね」とオススメの理由を紹介してくれた。
“快適さゆえのだらけ過ぎ”に注意
ーー現在の反響はどう?
順調に売れている状況です。まだ発売したばかりなので今後に期待ですね。こういった“ぐーたらグッズ系”は前から販売していて、コロナ禍でも売上が上がっている状況なので、これからこちらの商品も売れ続けていくのかなと思っております。

ーー新色を展開するなどの予定はある?
新たなカラー展開は今のところ予定していないです。弊社はそもそもあまりカラー展開をしていないので…しかし、新色を望む声が多くあるなどの状況に応じては、対応する可能性はあります。
ーーどういった人に使ってもらいたい?
おうちでスマホを見る時間が長い方です。寝ながらや座りながらと、いろんな形でスマホの動画やゲームをやられる方が多いので、そういった時にこれを使っていただけると、いろんな体勢でリラックスしながらできると思います。横になりながらでも見られますし、起きてすぐにお腹の上にのせて見られるので、そういった方に使ってもらいたいですね。

なお使用の際の注意点としては、一般的なクッション同様、たばこの火などの火気や、鋭利な物の近くでは使わないでほしい。クッションを破損する恐れがある。そして、“快適さゆえのだらけ過ぎ”に注意とのことだ。
スマホを見る体勢がしっくりしないという人は購入を検討してみるのはどうだろうか。家でスマホを見ながらダラダラしたい…そんな人の強い味方になってくれることだろう。
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