6月11日公開の映画「キャラクター」の完成報告会が行われ、主演の菅田将暉(28)さん、「SEKAI NO OWARI」のFukase(35)さん、高畑充希(29)さん、中村獅童(48)さん、小栗旬(38)さんらが登場した。

役者初挑戦・Fukaseの意外なせりふ練習場所は…
映画「キャラクター」は、菅田さん演じる売れない漫画家が、Fukaseさん演じる殺人犯と出会ったことで運命に翻弄されていくダークエンターテイメント。


菅田さんは、演技初挑戦のFukaseさんについて…
菅田将暉:
プライベートで包丁売り場に行って、包丁を売っている目の前でセリフ練習してたとか言うんですよ(笑)

Fukase:
警備員とかに見つかって、捕まったら「映画のセリフの練習をしてました」って言い訳しなきゃいけないから。1回、鮮魚売り場に戻って、また包丁売場に戻ってというのを繰り返していました
警備員に見つからないよう気をつけたはずが、かえって怪しい行動に!? 司会者から「十分、ちょっと怪しい感じします」と指摘されたFukaseさんは…
Fukase:
そうですよね。ちょっとだから、本当になるべく早くスーパーを出ました
最高にカッコイイ小栗旬にご注目
続いて、Fukaseさん演じる殺人犯を追う刑事を演じた小栗旬さん。監督からある注文を受けたそうで…

小栗旬:
(監督が)「もう少し、僕はカッコイイ小栗さんがいいですね」みたいに。そっか、そうやって言われたから、ちょっとカッコつけなきゃなと思って(笑)
菅田将暉:
あんまり言われない演出ですよね
小栗旬:
なかなかあんまり言われなかったんですけど。今回の清田という役は、結構全力でカッコつけたら…カッコイイんですよねぇ

小栗さんの感慨深げな「カッコイイ」に爆笑する一同だった。
初共演の菅田将暉&Fukase「初日が刺激的だった」
イベントを終えた菅田さんとFukaseさんへ、めざましテレビがインタビュー。2人はもちろん今回が初共演ということで「共演したシーンで一番印象に残っていること」を聞くと、なんと2人とも「初日が刺激的だった」と回答。その理由は…?
Fukase:
夕方ぐらいに現場入りさせていただいたんですけど、初めてのシーンで、すごく緊張してて、ドキドキしてたんですけど。あれ?全然、声がかからないなぁと思って。最終的にその日に撮ったのは、僕の肩がこれしか(肩半分くらい)出てないシーンだけ

緊張した状態でずっと待っていたのに、初日の撮影は肩だけ、という衝撃の事実。
Fukase:
バンドメンバーに、「きょうで初の役者デビューしてきます」みたいなグループLINEを送ったんですけど…ちょっとお上りさんでしたと。肩しか映りませんでしたと

メンバーにアピールしていただけに、これは恥ずかしい!このあと役者の先輩、菅田さんが丁寧に解説してくれた。
菅田将暉:
撮影初日っていうのは、(準備に)時間がかかったりするもんなんですけど、想像以上に時間がかかり、Fukaseさんは8時間ほど?
Fukase:
(小声で)12時間くらい…
菅田将暉:
12時間ぐらいお待ちして、肩のみの出演という初日でございました

演技初挑戦となったFukaseさん。撮影中、自分が血まみれになる夢をよく見たそうだが、その夢よりも、自分がNGを出した横で菅田さんが舌打ちする夢の方が怖かったと話していた。
Fukaseの差し入れ“マツタケ弁当”が全部甘く…
また、劇中では血まみれになるシーンが多かった菅田さんとFukaseさん。血のりが口に入ることもあったそうで、鈴木アナがこんな素朴な質問。
鈴木唯アナウンサー:
すごく素人的なミーハーな質問なんですけど、血のりの味ってどういう味なんですか?
Fukase:
甘いですよね。甘いんだけど、本当は苦いらしいんですよ。苦いのを消すためにわざわざ甘くしてるらしい

Fukaseさんが血のりのうんちくを披露。
すると菅田さんが「血のりは甘い」という話から思い出したのか、撮影現場でFukaseさんが豪華なマツタケ弁当を差し入れしてくれた日のことを話してくれた。
菅田将暉:
超すごいお弁当で、みんな「ありがとうございます!」「おいしい、おいしい!」って言ってる中。こっちは口の中が血だらけだから、味が全然わからない

Fukase:
「おいしかった」って言ってくれてたのに、あの時(笑)
突然明かされた衝撃の事実に、Fukaseさんも苦笑い。
菅田将暉:
全然。そりゃ「おいしかった」って言いますよ。でも正直、(血のりで)全部甘いから。肉も甘ければ、マツタケも甘いし、米も甘いし

Fukase:
あの時の僕らは、本当に不自由でしたね…
(めざましテレビ 4月28日放送分より)