6日午後5時過ぎ、東京・新宿の繁華街の一角では、身動きが取れないほどの大混雑となっていました。
新宿の花園神社で始まったのは、開運や商売繁盛を願う11月恒例の伝統行事「酉(とり)の市」です。
境内は“福をかき集める”縁起物の「熊手」を扱う屋台が立ち並びます。
おみこしと龍の熊手や2027年の干支である「未(ひつじ)」の熊手など、たくさんの種類の熊手があります。
境内のあちらこちらでは、手締めの掛け声が響き、至る所で拍子木の音が鳴っています。
酉の市名物の「手締め」の威勢のいい掛け声が響き、商売繁盛や金運を祈願します。
熊手購入 行政書士:
もうかってます!(Q.去年よりサイズアップしたか)大きくした。2万いくらだったのを今回3万。
しかし、正月準備の始まりを告げる酉の市にも、物価高騰の波が及んでいました。
熊手購入 漫画家:
(Q.値段は)サイズと値段(の比率)気持ち小さくなってるかな。
縁起物の熊手が値上がり傾向にあるといいます。
熊手購入 ITコンサル会社勤務:
(Q.今年の熊手は)一回りスリムになった。同じ値段で容量が(減った)。
大人の背丈より高い大きな熊手の値段は約50万円で、2025年に比べると5万円ほど値上がりしたといいます。
熊手業者「ようげつ」 伊藤葉月さん:
材料が手に入りづらいんですよ。(パーツが)海外から仕入れているのが多いのも理由の一つ。台風多かったじゃないですか、こういう稲穂も全然とれなくて…。
円安やこの秋の異常気象の影響を受け、熊手の材料の仕入れ値が軒並み高騰していました。
熊手業者「ようげつ」 伊藤葉月さん:
この「稲穂」は去年25年だったのが、今年は80円。
花園神社の酉の市は、6日深夜まで続きます。
