学生のランチといえば学食。手頃な値段でおいしくバランスのとれた食事が提供されるため、利用している人も多いのではないでしょうか。
ところが、近年の物価高の影響は学食にも及んでいます。秋田大学は、学生を支援しようとワンコイン定食の提供を始めました。秋田市のふるさと納税を活用した取り組みです。
4日の昼時、秋田市の秋田大学本道キャンパスの食堂前に学生の列ができていました。お目当ては、4日から学食で提供される“100円定食”です。
石川萌恵子アナウンサー:
「きょうの100円定食は、ロースカツ玉子あんかけ定食です。大きなカツにごはんと味噌汁がついて100円。これは大満足ですね」
通常価格も572円と手頃ですが、4日は100円のワンコイン。
学生たちは「いつもは500円くらいかかるので、安くてうれしい」「ありがたい。学食が高く、普段は家で食べることが多いが、100円なのでありがたい」などと話し、早速温かい食事を味わっていました。
大学は、なぜ100円定食の提供に踏み切ったのでしょうか。
背景にあるのは、食材の高騰です。秋田大学の学食はここ数年、物価高の影響で値上がりが続いています。
そこで、学生の経済的な負担を減らそうと企画しました。財源には、秋田市のふるさと納税を活用しています。
教育機関などへの支援に取り組む企業が、2025年度に秋田大学のために納めたふるさと納税約30万円が充てられました。
秋田大学広報課・毛利淳子さん:
「私も学生たちの笑顔を見られて、やって良かったなと思った。寄付者への感謝の気持ちを胸に、目の前の学業に励み、立派に羽ばたいてもらいたい」
100円定食は、大学の手形キャンパスと本道キャンパスで、6日まで数量限定で販売されます。
大学は、2027年度以降も実施する考えです。
