『ツシマヤマネコの日』の10月8日、福岡市動物園で4年ぶりに誕生した子ネコの名前が発表された。
野生個体は100頭前後 絶滅危惧種に指定
長崎県の対馬だけに生息する国の天然記念物ツシマヤマネコ。不思議そうな表情でじっとカメラを見つめるのは、2026年4月に福岡市動物園で4年ぶりに誕生した子ネコだ。
野生の個体は、100頭前後が生息しているとみられ、絶滅危惧種にも指定されている。

福岡市動物園ではこの30年、飼育と繁殖に取り組み、これまでに国内最多となる63頭が生まれている。

10月8日は、古くから対馬の人々が、ツシマヤマネコを“虎毛の山猫”=『とらやま』と呼んできた愛称を語呂化して『ツシマヤマネコの日』とされている。

その『ツシマヤマネコの日』に、2026年4月に園内で誕生した子ネコの名前が発表されることになったのだ。

名前の候補は、生息地の対馬や両親の名にちなんだものなど飼育員が考えたという。
よく食べ よく遊ぶ 人懐っこい性格
福岡市動物園の斎藤裕樹さんは「名前の候補は『みこ』『エミー』そして『なぎ』の3つ。約1週間で5656通の応募があった」と話す。

そして5656票の投票のうち2731票と圧倒的な支持を受けた名前は『なぎ』。対馬の海のような穏やかな未来を願って命名された。

来園者の女性は「名前の由来を聞いて『本当にぴったりだな』と。私にとっても思い出になる名前になりました」と話していた。

福岡市動物園によると生後5カ月の『なぎ』は人懐っこい性格で、よく食べ、よく遊び、すくすく成長しているという。

園内で、その姿は非公開となっていますが、担当者は「SNSで発信している成長記録などを通して温かく見守ってほしい」と話していた。
(テレビ西日本)

