おととし(2024年)8月、京都府にある陸上自衛隊・福知山駐屯地でレンジャー訓練中の隊員が死亡した事故で、陸自は適切な医療を受けさせる義務を怠った結果、死亡に至ったとして、業務上過失致死の疑いできょう=28日、隊員4人を書類送検しました。
おととし8月、陸上自衛隊の福知山駐屯地で、訓練に参加した20代の男性隊員が急性腎不全で死亡したほか、隊員4人も急性腎不全や熱中症で入院しました。
この事故で、陸上自衛隊の警務隊は、重度の熱中症の症状を示した20代の隊員を医療機関に速やかに搬送せずに死亡させたとして、当時死亡した男性が所属していた第7普通科連隊の1等陸尉(46)ら4人を業務上過失致死の疑いできょう=28日、書類送検しました。
隊員4人の認否について、陸上自衛隊は「今後の捜査に関係する」として明らかにしていません。
また、検察に送致した際の処分意見についても、明らかにしていません。
陸上自衛隊第3師団は「我々の部隊でこのような事故が発生したことに対し、深く反省しています。また、隊員が死亡するという結果を生起させてしまったことは痛恨の極みです。二度とこのようなことが起きないよう、引き続き気を引きしめて再発防止に努めて参ります」とコメントしています。
