「私のような体でも、死を望む者もいれば、生き続けたいと望む方もおられます」
7年前、難病のALSを患っていた林優里さんはSNSを通じて医師・大久保愉一受刑者に自身の殺害を依頼。
薬物を投与して殺害した大久保受刑者に対し、京都地裁は「わずか15分程度の面会で、軽々しく殺害に及んだ」などとして有罪判決を言い渡しました。(他の罪と合わせて懲役18年。去年、刑が確定)
この事件を追った映画『京都ALS患者嘱託殺人事件』は、林さんが残したメッセージや関係者の証言から、林さんの切実な訴えを浮き彫りにしていきます。
さらに大久保受刑者の足跡も丹念に取材。
事件の背景にある難病患者の孤立や生命倫理のあり方を問いかける作品です。
【二村真弘監督】「社会全体として『死にたい』という言葉を聞いた時に右往左往するしかなく、受け止める術がない。自分たちがいつか迎える、考えるべき問題としてもう一度考えてもらうきっかけになればと」
この映画は、今月31日から大阪・第七藝術劇場、京都シネマなどで公開されます。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年10月28日放送)
