スポーツの秋、運動したい季節になりましたが、その前に気になるのが健康ではないでしょうか。そこで今回は、将来まで元気に過ごすためのキーワード「健康寿命」に注目します。体力年齢を測定するテストにも挑戦しました。
健康寿命とは、「心身ともに自立し、健康的に暮らせる期間」のこと。その維持に欠かせないのが日頃の運動ですが、スポーツ庁の調査によると、その推奨基準を満たしている人は少なく、特に20代から50代では、高齢者に比べ運動時間が大きく不足しているのが現状です。
いわゆる「働き盛り」の時期に運動を怠ると生まれるリスクについて、専門家はこう指摘します。
東北大学医学部 辻一郎教授
「運動しないと、いわゆる生活習慣病、高血圧とか糖尿病とか『認知症』にもなりやすいことも分かってますので。特にアルツハイマー型認知症というのは、脳の中に『アミロイドβ』というタンパクがたまって、神経細胞を障害するところから認知症が始まってくるのですが、実はこのアミロイドβは、30代から出てくる。どういう人に(アミロイドβが)溜まりやすいかというと、運動不足の人。そういった意味で運動不足というのは、いろんな病気を生む原因となっている」
健康寿命の目安になる体力検診ができる施設が仙台市内にあります。泉区にあるこの施設では、「筋力」「視力」「持久力」を分析し、現在の身体能力が何歳に相当するのかを測定できます。
高橋咲良アナウンサー
「健康だと思っていても、測定してみるとそうでもないこともある?」
アローズラボ仙台店舗責任者 川井隆聖さん
「おっしゃる通りで、皆さんご自身の感覚としてはまだまだ歩けるなとか、そういう認識を持っている方が多いと思うが実際に測ってみると、実はここの筋肉が弱っているなどが分かる。「貯める筋肉」という意味の『貯筋』も、これからの時代はすごく大事。(フィットネスドックは)ご自身の健康改善につなげやすい」
まずは、筋力測定から。この機械では、健康寿命の根幹とも言われる、下半身の筋肉の状態を細かく測定していきます。
鈴木大誠トレーナー
「スタート!伸ばして伸ばして!曲げて曲げて!」
高橋咲良アナウンサー
「うわぁ~!太ももの前側が…痛いぃ~!」
続いて行うのが、視力測定。一般的な視力測定とは違い、動体視力や視野の広さなど、日常生活で必要な4つの、目の能力を評価していきます。
中でも苦戦したのがこちら。視野の中央だけでなく、周りも同時に見る「周辺視」を評価するテストです。一瞬だけ出てくる、この画面中央の数字と、丸の位置を正確に認識できるかチェックします。
高橋咲良アナウンサー
「うわぁ~・・・もうわからない・・・」
高橋咲良アナウンサー
「目が衰えると不便になることは?」
鈴木大誠トレーナー
「高齢になるほど周りの障害物などが見えにくくなってくると思うので、転倒のリスクだったり、そういう意味では目はすごく大事」
最後に測定するのは持久力。マシンを歩き続けること10分…こうして、すべての測定が終了しました。高橋咲良アナウンサーの体力年齢、一体、何歳だったのでしょうか?
高橋咲良アナウンサー
「えぇぇぇ!…68歳!?どうしましょう!?」
なんと、筋力・視力・持久力、すべての項目で自分の年齢を大きく上回ってしまいました…
鈴木大誠トレーナー
「トレーニング次第では、年齢を下げることもできますので、伸びしろをすごく感じる結果かなと思います」
高橋咲良アナウンサー
「一刻も早く若返りたいです!」
こうした課題を克服するため、この施設では結果に合わせたトレーニング指導までサポートしています。
今回は、私が特に気になった「目のトレーニング」を教わりました。
まずは親指を立てて前方に腕を伸ばします。続いて、顔を動かさずに目だけで左右の親指を交互に見ます。10往復を1セットとし、縦や斜めでも同様に行うことで眼球運動や周辺視が鍛えられ、視力改善に効果的だといいます。
鈴木大誠トレーナー
「これを週2回で3カ月続けていただくと、目の能力はもっと上がってくる。今後の生活の中で取り入れていただければと思います。頑張ってください!」
高橋咲良アナウンサー
「ありがとうございました!」
