金沢市の水道料金引き上げ問題。金沢市企業局の審議会は27日、標準世帯で約25%、月額570円程度の値上げとする案を採用しました。
27日の審議会では、家庭に配慮するため基本料金の上げ幅を抑え、使用量に応じて料金を変動させるパターンなど4案を議論しました。
金沢市の水道を管理する企業局では、物価高などの影響で今のままでは来年度、赤字に陥る見込みです。さらに、施設の耐震化や老朽化の対策に、来年度から5年間で約420億円の投資が必要としています。
27日の審議では、必要に応じて値上げを行うべきという意見と、この機会に大きく上げて水道事業の経営を安定させるべきとの意見に分かれました。
その結果、市民への急激な負担を抑えるべきとの結論になり、最も値上げ幅が小さい案で意見がまとまりました。標準的な家庭での値上げ幅は約25%となります。
金沢市企業局経営審議会 石井晴夫会長
「一挙に変えるというのは非常に市民生活に影響が大きいです。ですから、それにかなったような今回は料金改定につながったと私は思っています。」
審議会は11月24日に、数年以内に再び値上げを前提とした見直しを行うという意見をつけた上で、企業局に答申する予定です。これを受け、今後、村山市長が条例改正案を議会に提出し、議決されれば水道料金が値上げされることになります。
