今国会の最大の焦点となっている消費税減税法案。
その論戦の場に現れたのが、テレビでもおなじみのスーパーアキダイ・秋葉弘道社長です。
秋葉社長は一体何を語ったのでしょうか。
朝から店頭に立ち、いつものように威勢のいい掛け声を響かせていたのは、スーパーアキダイの名物社長・秋葉弘道さん。
27日、人生初の経験が待っていました。
生鮮市場アキダイ・秋葉弘道社長:
(Q.きょう国会に立つ)そうなんですよね、初めて行きます。緊張したいと思います、緊張しないと思うけど。
暮らしに直結する消費税減税を巡る議論が白熱する中、考えを聞きたいと“参考人”として国会に招かれたのです。
生鮮市場アキダイ・秋葉弘道社長:
純粋に庶民の言葉を伝えに行きたい。エプロンスタイルで行かせてくださいと言ったが、普段と変わらない気持ちで話したいと言ったが、(エプロンは)ダメだと…。
消費者が一番気にしている物価高の現状を聞きました。
生鮮市場アキダイ・秋葉弘道社長:
白菜が平年だったら98円程度だが現在128円。これが大体2割高い状態。キャベツも上がりましたね。平年だと100円ちょっとなので約2倍近い相場に。
常連のお客さんは「消費者に近い方が国会で意見を言ってくれるのは心強い」「物価高のことを一番よく分かってるから、率直な意見を言ってもらえればありがたい」と期待を寄せます。
正午を迎え、エプロン姿から黒のジャケットに着替え、スーパーから国会へ移動開始。
生鮮市場アキダイ・秋葉弘道社長:
スーパーに対してのヒアリングはあまりされてないと思う。広い意味でスーパー業界全体の声として届けたい。
そして午後2時半ごろ、拍手に包まれる中、参考人・秋葉社長の意見陳述が始まりました。
最初に訴えたのは消費者の実態でした。
生鮮市場アキダイ・秋葉弘道社長:
特売日の依存度が上がっている。以前は約100人オープン前に並んでいて、今は約200人並んでます。少しでも安く欲しい、収入は増えないけど生活は守らなければという思いが伝わってくる。
2年間消費税を8%から1%に下げる消費税減税については、複雑な心境を明かしました。
生鮮市場アキダイ・秋葉弘道社長:
食品を売る私の立場からすると、非常にうれしいことでもあるけど、一方でかなり不安なことでもある。ポップ、私たちの販売しているものにポップをつける時に総額表示がある。それがコロコロ変わると、あれ作るのすごく大変。1週間ぐらい、いや2週間かかる、全部作り直すと。それが10店舗ある。それだけの10倍の人件費がかかる。2年後、さらに異常気象があったりしたときに、どんどん値段が上がっていくわけですよ。テーブルの上にあったおかずがどんどん減ってっちゃうんですよ。
秋葉社長なりの言葉で熱く伝えました。
そして、秋葉社長は「消費税がずっと7%下がって1%になると言ったら、これはちょっと安心だと思うけど、正直言って安心ではないんですよ、ありがたいと思うけど安心ではない。ただ安心のある日本であってほしい」と語りました。
