フランス全土で、教育環境の改善を訴える抗議デモが行われる中、政府は26日、高校を少人数学級にするなどの新たな対応策を発表しました。
一方、学生側は今後も抗議活動を続けるとしています。
フランス政府は26日、普通高校などの1年生を対象に1クラスの人数を最大28人に制限すると発表しました。
2027年度から、経済的に厳しい状況にある高校で優先的に導入し、2028年度には全国へ拡大するとしています。
また、教員の欠勤で授業ができなくなる問題に対応するため、新たに920人の教員を採用するなど、代わりの教員の確保を進めるとしています。
このほか、校舎の改修や暑さ対策への支援を行うほか、学生向け奨学金の支給額を物価に連動させる仕組みを導入します。
政府によりますと、高校生を対象に実施した意見募集には10万件を超える投稿が寄せられ、学校での長い拘束時間や校舎設備の不備、代替教員の不足などへの不満が多く上がっていたということです。
一方、デモを主導する学生リーダーらは今後も抗議活動を続けるとしていて、混乱が収束する兆しは見えていません。
