フランス各地で高校生らによる教育環境改善を求めるデモが再び活発になっている。教員不足や校舎の老朽化への不満が高まり、警察との衝突も一部で発生した。
高校生らによるデモが“再燃”
フランス全土で行われている高校生や教員らによるデモが再び活発化し、一部で警察との衝突などが起きている。

FNNは13日にパリの中心部で行われたデモを取材した。
参加者たちは教員不足に加え、校舎の老朽化などを改善するため、予算をさらに振り分けるべきだという従来の主張を繰り返し、政府に具体的な対応策を講じるよう求めている。
デモに参加した教員:
予算が足りず、校舎の老朽化はひどく、教員も不足しています。

デモに参加した14歳:
(来年高校生だから)まずはみんなのために闘い、もし来年状況が良くならなければ、来年も闘います。
この日はデモ行進のルート上にある地下鉄の駅などが封鎖され、至る所で警官隊が待機。
デモ隊からは、そんな警官隊に対するシュプレヒコールも聞かれた。

デモ隊:
高校にもっと席を!警察官にならないために!大学にもっと席を!犯罪対策班に入らないために!
同じ日、パリ郊外で行われたデモにはスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさんも参加し、若者たちにエールを送った。

環境活動家 グレタ・トゥンベリさん:
大人が私たち(若者)のために立ち上がらず、守ろうとしないなら、自分たちの手で行動しなければならないと、他の若者たちにも感じ取ってほしいです。
平和的に行われていたパリのデモは、終了直前に様子が一変。

一部のデモ参加者が暴徒化し、警官隊を挑発したうえ石を投げるなどの行為に及んだのだ。
警官隊は催涙ガスや放水車で対応し、一時、騒然となった。

フランス政府はすでに改善策を発表しているが、デモの沈静化には至っていない。
(「イット!」10月14日放送より)

