【ジュニア男子】田内誠悟が優勝
ジュニア男子は、出場者全員が西日本選手権に進出した。
優勝は田内誠悟(18)。かつて羽生結弦さんや紀平梨花など名だたるスケーターたちが師事したブライアン・オーサーのいる名門クリケットクラブに所属。普段はカナダを拠点としている高校3年生だ。
ショートプログラムは、昨季から継続の『fascinating rhythm』。
冒頭トリプルアクセルは転倒してしまうが、続く3回転ルッツと3回転フリップのコンビネーションジャンプの2本を成功させた。
柔軟性を生かした美しいスピンは3つ全てで最高評価のレベル4を獲得。さらに後半のステップでは、長い手足を大きく使った動きとスケ―ティングで会場を魅了した。演技構成点は唯一の30点台をマークし、首位で折り返した。
迎えたフリーでは、「昨日のトリプルアクセルでの転倒により、直前まで思うような滑りができていなかった」と不安を抱えながら挑むも、冒頭トリプルアクセルを着氷させた。
その後も流れに乗り、3回転ルッツ―ダブルアクセル―ダブルアクセルの3連続ジャンプなど6つのジャンプを全て着氷させた。
披露した新プログラムの『In this shirt』は、同じ中部ブロックでシニア男子に出場する山本が、2019-20シーズンに使用していたのをきっかけに選曲したという。
みどころ満載のコレオシークエンスは、振り付けを担当したジョーイ・ラッセルさんに山本の演技を動画で見せて「似たような感じで作ってほしい」とリクエストしたという。
全身を使ったエモーショナルな動きで観客の心を動かす美しい滑りで、中部ブロック連覇を達成した。
次戦の西日本選手権へ向けて、すぐにカナダへ戻り練習を重ねるという田内。
「今季まだノーミスできていないショートを完璧にすることと、フリーでトリプルアクセルを2本投入したい。」
7年連続の全日本ジュニア選手権、そして去年あと一歩届かなかった全日本選手権の夢舞台を目指し、シーズンを駆け抜ける。

