島根県産の食材を使った「お茶漬け」。
出雲市で、島根県産のお茶を生かしたお茶漬けのレシピのコンテストが開かれました。
栽培規模の減少が続くなか、島根県産の「お茶」をPRし、需要拡大につなげます。
焼じゃけにのりのお茶漬け。
和を感じさせるコンビネーションが食欲をそそります。
2026年初めて開かれた「お茶漬け」レシピのコンテスト。
茶の生産者や加工業者などでつくる県茶業振興協会が企画しました。
茶道が盛んで、銘茶の産地としても知られる島根県ですが、茶の栽培面積は年々減少。
2025年には約60ヘクタールと、ピーク時の1割余りにまで縮小しています。
そこで、需要拡大につなればと開かれたのが、このコンテスト。
出雲市で開かれた審査会では、応募された34のレシピのうち最終選考に残った5つを島根県立大学の学生が実際に調理しました。
レシピの条件は、県内のお茶とコメを使って手軽に作れること。
こちらのお茶漬けはサバの水煮と角切りトマトをトッピング、トマトの酸味がアクセントです。
薬味のネギやしょうがのさわやかな味が緑茶の香りを引き立てます。
また、こちらの具材はさいの目に刻んだたくあんと浜田市民のソウルフード「赤天」。
葉ワサビの醤油漬けをトッピングすれば、番茶との相性ばっちりです。
審査員:
迷います。お茶の風味がちゃんと出てくるものをちゃんと選んであげたい。
審査にあたるのは、生産者や加工業者などいわば“お茶のプロ”たち。
見た目の美しさに加え、試食してお茶本来の香りやコク、渋みを生かしているか、お茶と食材の相性も評価します。
審査の結果、グランプリに選ばれたのは…。
島根県茶業振興協会・佐々木玲慈さん:
一番票が多かったのは「我が家の定番茶漬け」です。
具材は梅干しと塩昆布、そしてとろろこんぶだけ。
やはりシンプルが一番!
手軽に作れて飽きがこない点が高く評価されました。
島根県茶業振興協会・佐々木玲慈さん:
担い手が育ったり茶業が盛り上がるには、皆さんにたくさん島根のお茶を使っていただいて、消費していただくことが一番大切。
入賞した5つのお茶漬けレシピは今後、県のSNSで公開されるということです。
県茶業振興協会は、「お茶漬け」が島根のお茶に親しむきっかけになればと期待しています。
