大規模デモに乗じた暴動が相次いだフランスでは19日、首都パリなどで夜間外出禁止令が出されました。
一夜明けたパリ中心部から、FNNパリ支局・陶山祥平特派員の報告です。
レピュブリック広場では、20日朝まで夜間外出禁止令が出されていたため立ち入ることはできなかったんですが、現在は通勤時間帯ということもあり、多くの人が行き交っています。
周りを見ると規制線が残っているのが分かります。
また、近隣住民の方によると、未明まで当局のヘリが上空で警戒を続けていたということです。
そして、レピュブリック広場の隣には燃やされたキオスクが残っているなど、17日に起きた暴動の爪痕が残る状態です。
フランスでは各都市で夜間外出禁止令が出され、パリでは19日午後11時から20日午前6時まで、一部区域で年齢を問わず、原則として通行が禁止されました。
ルコルニュ首相は20日朝、外出禁止令には一定の効果があったと評価した上で、必要な場所には20日夜も外出禁止令を発動する可能性に言及しました。
話を聞いたパリ市民からは今回の対応について、「レピュブリック広場は民主主義の象徴的な場所だ。なので意味はあるが、暴動を止める効果はないと思う」との声が上がるなど、冷ややかな視線を持っていました。
