仙台赤十字病院と宮城県立がんセンターを統合し、宮城県名取市に整備される病院の開院が2年遅れることが分かりました。背景には、建設資材の高騰などがあるとみられます。
新しい病院は、宮城県が進める仙台医療圏の病院再編により、太白区の仙台赤十字病院と名取市の県立がんセンターを統合して名取市植松に設置されます。
宮城県や仙台赤十字病院などは今年1月、地上7階建てで病床数を400床、総事業費を486億円とする基本計画を公表していました。
宮城県が日本赤十字社などと基本合意を結んだ2023年には、2028年度の開院を目指していましたが、その後、医療機能など基本構想を巡る協議に時間がかかっていることなどを理由に2030年度に延期していました。
宮城県によりますと、今回、開院をさらに2年遅らせ、2032年度に変更するということです。
地元の関係者によりますと、人件費や建設資材の高騰に加え、資材の調達が難しくなっていることなどを踏まえ、工期を精査した結果、延期が避けられないと判断したということです。
宮城県は、21日に開かれる県議会の常任委員会で、詳細を説明する方針です。
