秋も深まり、そろそろ鍋の季節です。なのに、鍋には欠かせないハクサイが高すぎませんか。
でも、大丈夫です。今、お買い得なもので賢く乗り切りましょう。
野菜の価格最前線を取材しました。
全国的に葉物野菜の高騰が続いています。
東京の卸売価格はハクサイやキャベツが平年の約2倍、レタスは約2.5倍に跳ね上がっています。
北海道も例外ではありません。
札幌市北区のスーパーでは。
「高くなった。なかなか手が出ない」(買い物客)
「やはり鍋と言ったらハクサイ。どうしてもハクサイを食べたくなる」(買い物客)
これからの季節、鍋料理には欠かせないハクサイは、こちらのスーパーでは1玉734円でした。
「例年に比べハクサイが高い。関東地方などが長雨の影響で品薄になって、北海道産のハクサイが一部本州方面に出荷され高くなっている」(マルコストアー 山川 悟史 社長)
相次ぐ台風に秋雨前線。
本州方面のハクサイの産地では記録的な長雨と日照不足で出荷量が減少しました。
そのため北海道産のハクサイが首都圏を中心に出荷され、あおりを受けて北海道でも値段が上がっているというのです。
北海道産ハクサイの季節は11月上旬ごろまでで、まもなく終わりを迎えます。
すると、さらに値段が上がることも考えられます。
鍋料理にどうしてもハクサイを入れたい人は、こんな工夫も。
「キムチにはハクサイがたくさん入ってる。キムチ鍋のもとにキムチと豚肉の切り落としやモヤシを入れれば、包丁もまな板も汚さないし時短で洗い物が少ないのがいい」(山川社長)
ハクサイの代わりに加工食品のキムチを使うというものです。
キムチに使うハクサイはすでに仕入れられているため、これからキムチの値段が急騰することは考えにくいといいます。
さらに、こんなお得な野菜も。
「長ネギは比較的価格が落ち着いている。3本束になって213円だが、特売だと149円に。お買い得は軟白ネギで大束で429円。軟白ネギや長ネギなど安いものを使って鍋料理をすると、家計にやさしく作れる」(山川社長)
こちらも鍋料理には欠かせないネギがお買い得なようです。
このほかにも、鍋にはもってこいのものが。
「キノコ類は天候に左右されにくいので、生産量が落ち着いている。そのため価格変動があまり大きくない。手ごろな価格なので、鍋のかさ増しに使える」(山川社長)
葉物野菜が高騰する一方で、比較的値段が安定しているのが根菜類です。
「ジャガイモ、タマネギ、ニンジンは生育が良くサイズが大きい。買いやすい価格なので、おすすめの商品」(山川社長)
ただ、鍋料理にはあまりなじみのない野菜ですが。
「カレーやシチューに最適。シチューの材料がよく売れていると感じる。寒いと温まる食べ物を食べたいと思うので、ぜひおすすめしたい」(山川社長)
体が温まるのは鍋料理だけではありません。
お得な根菜類をたっぷり使った温かいシチューもおすすめです。
さらに、こちらも定番です。
「ダイコンは収穫量の多い季節になり安い。価格は落ち着いている。味がよくしみるので、おでんがおすすめ」(山川社長)
鍋料理やシチューに、おでん。
物価高騰が続きますが、お買い得な野菜を使って体の中から温まりましょう。
