新潟県五泉市で道に迷い、体調を崩していた高齢女性を助けたとして中学生2人に感謝状が贈られた。2人に当時の状況を振り返ってもらった。
■道に迷い体調崩した90代女性を助けた中学生2人に感謝状!
五泉中学校で表彰を受けた加藤晴さんと山田芽奈さん。
26年6月、五泉市内で道に迷っていた90代女性を適切に介抱したとして警察から感謝状が贈られた。
当時、一体何があったのか…
90代女性がいたのは五泉駅から徒歩5分ほどの交通量の多い道路沿いの歩道で、近くには踏切もある場所だ。そこで手押し車につかまりながら苦しそうにしていたという。
そこを偶然通りがかった加藤さんが女性に声をかけたところ、「娘の家に向かっていたものの道に迷い、体調も優れない」と話したため、交番まで送り届けることに。
「困っている人がいたら助けるのが当たり前だと思う」と行動した加藤さんだが、その途中、女性の体調が悪化し、歩くことも困難になったことから、加藤さんは近くに住む山田さんに助けを求めた。
山田さんは「びっくりした。急に家に来て『おばあちゃんが困っていて』と言われて」と振り返る。
■「2人の勇気ある行動が命救った」“声がけ”の習慣が実を結ぶ
ともに陸上部に所属する2人。大人の力も借りながら交番に駆け込み、女性は無事保護された。
日頃から仲間を思いやり、声をかけ合っていた習慣が実を結んだという。
山田さんは「(これからも)仲間が例えばケガをしたり、体調不良のときに声をかけて、自分ができる行動をしていきたい」と笑顔を見せた。
五泉警察署の木村正樹署長は「2人の勇気ある優しい行動がお年寄りの命を救ったということで、大変感謝している」と2人を称えた。
中学生の見事な連携が一人の女性の命を救った。
