手足の病などにご利益があると伝わる福井県若狭町の三方石観世音では、33年に1度の御開帳が16日から始まり、弘法大師が彫ったと伝わる秘仏を一目見ようと朝から大勢の参拝客が訪れました。
御開帳を迎えたのは、三方石観世音のご本尊「聖観世音菩薩」です。
秘仏のため、報道陣も含めて撮影は一切認められておらず、参拝客は腰をかがめながら、扉の奥にいる観音様をじっと見つめて静かに手を合わせていました。
参拝客は―
「33年に1回なので、次はないと思って。この機会に拝見したいと思った」(敦賀市から)
「ほほえみ抱えてくれているような…にこやかで」(滋賀県から)
「私もだいぶ前に手の手術をした。足もやったのでお礼参りに来た」(若狭町から)
「厳しい顔かと思ったが、すごく穏やかな顔だった」(京都府から)
約1200年前に弘法大師が彫ったとされる「聖観世音菩薩」は、右手首から先がないことから別名「片手観音」とも呼ばれ、古くから手足の不自由な人や病を抱えている人たちの信仰を集めてきました。
33年に1度の御開帳は20日まで行われていて、期間中は若狭町役場の近くからシャトルバスが運行されています。
