出没が相次ぐ「サル」。
住民が一致団結、対策に取り組みます。
サルの目撃数が大幅に増えた出雲市で農業被害などを「減らしたい」と住民が「サル追い払い隊」を結成しました。
10月16日、出雲市多伎町で地域住民約40人が結成したのが…。
「サル追い払い隊の総会を開きまして、決断をしました。サルの追い払い活動をやっていこうと思っている」
「サル追い払い隊」です。
出雲市内ではサルの目撃数が4月以降急増、7月までの3か月間に209件確認され、すでに昨年度1年間に並ぶ水準となっています。
多伎町では、農作物のほか住宅への被害も確認されていることから、地域一体となって対策に取り組むため市が住民に協力を要請し、初めて結成されました。
サル追い払い隊・石飛孝夫さん:
(サルが)屋根瓦を動かすとか農作物だけではなくて住宅にも迷惑がかかるというなめられた格好で住民を挙げて追い払いをしないといけない。
その主な活動は花火を使って住民の生活エリアからサルを追い払うこと。
出没の状況を把握して市に報告し、必要な資材の購入費などの支援を受けます。
9月以降、松江市や米子市でも目撃が相次ぐサル。
島根県や出雲市によると、これらの個体は元々は出雲市多伎町にいた約40頭の群れから分かれて移動したとみられ、こうしたサルによる被害を防ぐための対策が急がれます。
出雲市森林政策課・玉木秀明課長:
専門家に聞いても、このような短期間で移動するサルは珍しいと聞いている。
多数まだサルは(多伎町に)残っている状況で取り組みを進める必要があると思う。
市は「サル追い払い隊」と協力しながら生息数の把握を進めるとともに、多伎町内で今後3年のうちにすべてのサルの捕獲を目指すことにしています。
