九州新幹線が12日夜から13日にかけて一時全線で運転を見合わせたトラブルで、JR九州の古宮洋二社長は15日の会見で、熊本地震の影響を含めて検証する考えを明らかにしました。
九州新幹線は12日夜に、熊本の車両基地で車両のパンタグラフに取り付けられた「すり板」という部品がなくなっていることが確認されました。
架線設備などの点検のため13日にかけて一時全線で運転を見合わせ、上下96本が運休し約2万3000人に影響が出ました。
なくなった「すり板」は熊本~新八代間で見つかったほか、架線設備が約20カ所で損傷していたということです。
15日の会見で古宮社長は、これらのトラブルの原因は現時点で不明としながらも、設備の損傷が熊本~新八代間に集中していることから、熊本地震の影響も含めて検証する考えを明らかにしました。
また、見つかった「すり板」は、2日前の10日に検査した際に異常は確認されなかったと明らかにし、古宮社長は専門家の協力も仰いで原因究明を進め、設備の部品取り替えなども検討する方針です。
